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解決事例
相続財産
借入金1,500万円
ご相談の内容
食品加工会社を経営しています。従業員が5人おり、できれば長男に事業を引き継いでもらいたいと考えています。
ただ借入金があり、私が連帯保証人になっているため、長男は「借金は負いたくない」と承継をためらっています。どうしたらいいでしょうか？
当事務所の対応と成果
事業承継では、今回のケースのように借入金が問題となることが少なくありません。
そこで当事務所ではまず、Wさんの個人保証を外すことを目指しました。
「保証外しに銀行が同意してくれるわけない」と思われがちですが、一定の条件を満たせば解除が認められる可能性があります。
幸い、会社の経営状態は悪くなく、会社からWさんへの貸付などもなかったため、銀行との交渉により保証を外すことができました。
その後、当事務所のサポートのもと、会社の株式は長男が、自宅不動産は次男が相続する内容で遺言書を作成しました。
また借入金の早期返済や納税資金の準備などについても具体的にアドバイスしました。
事業承継はケース・バイ・ケースです。スムーズに進められるよう早めに税理士に相談しましょう。
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